クレジットカードとキャッシング

クレジットカードのキャッシング枠は不利。お金を借りるなら銀行カードローンを利用しよう

クレジットカードについている「キャッシング枠」というものをご存じでしょうか?これは設定しておけばクレジットカードを通じて現金を借りることができるというサービスです。
便利なように見えますが、実はお金を借りるという条件を見てみるとかなり不利な内容になっています。どうしてもお金が必要だというのであれば、素直に銀行カードローンを申し込みした方がマシです。

三井住友VISAカードのキャッシングリボ

国内最大のクレジットカードである三井住友VISAカードの場合、国内での借り入れは「キャッシングリボ」というサービスで行っています。

名前にリボと付いている通り、返済はすべて「リボ払い」となっています。リボ払いは月々の返済額が一定になるため返済しやすい一方で、残高が増えると返済に対する利息の割合が大きくなるため、返済総額(元本+利息)が大きくなりやすいという特徴があります。

この点については「リボ払いは借金地獄転落への第一歩」でも書いていますが、借金地獄の入口という表現は決して間違っていません。

さらに、三井住友VISAカードのキャッシングリボの金利は借りたお金に応じて15.0%~18.0%と設定されています。この水準も高いですね。

三菱東京UFJ銀行:4.6~14.6%
住信SBIネット銀行:1.99%~14.79%
みずほ銀行:3.0%~7.0%

以上のように大手銀行やネットバンクなどで利用できる銀行カードローンと比べてかなり高く設定されていることが分かるはずです。

 

クレジットカードを持てる属性なら銀行カードローンに申し込みを

最近では、銀行側もカードローンの貸し出しに対しては相当積極的になっているようです。

それなら、金利の高いクレジットカードのキャッシングを利用するのではなく、低金利で利用できる銀行カードローンの枠をあらかじめ持っておく方が得です。

ちなみに、実際には借りなくても申し込みをして「枠(融資可能枠)」を作っておくことは可能です。また、クレジットカードにおける「クレヒス」と同様にこうしたカードローンも利用し続けると枠が大きくなり、それと同時に金利も安くなっていきます。
(参考: キャッシング・カードローンと借入限度額と金利の関係

キャッシングを良く利用しているという方は、ぜひご注意ください。

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cardblogger
クレジットカードが趣味です。色々なカードを作ってみたり活用方法を考えたりするのが好きです。ホームページ形式よりも一つのテーマを掘り下げることができるブログ形式に最近変更しました。