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JCBカード/プラスANAマイレージクラブとANA・JCBカードとの違いは?

jcb-o-amcJCBが自社で発行するクレジットカード「JCB ORIGINAL SERIES」のラインナップに「JCBカード プラスANAマイレージクラブ」を加えています。

すでにJCBカードはANAと提携したクレジットカードである「ANA JCBカード」の他、「ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)」を発行しているわけで、今回新しく発行されることになったJCBカード プラスANAマイレージクラブとは一体どのような位置づけのクレジットカードになるのでしょうか?

JCBカード プラスANAマイレージクラブはあくまでもJCBのクレジットカード

ANA JCBカードやソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)はいわゆる「ANAカード」と呼ばれるANAがJCBを通じて発行しているANAベースのクレジットカードです。

一方でJCBカード プラスANAマイレージクラブは、発行の主体はあくまでもJCBです。JCB ORIGINAL SERIESというJCBのプロパーカードのラインナップとして搭乗していることからも明らかです。

このJCBカード プラスANAマイレージクラブはカード名にも書かれている通り、JCBカードに、ANAマイレージクラブカード(ANAの会員証機能)がプラスされただけのカードです。ですから、ANAカードとは異なり、フライボーナスマイルや継続ボーナスマイルなどはもらえません。
ANAマイルとの交換レートも1ポイントあたり3マイルと他のJCBカードと同様です。ANAカードなら1ポイント10マイルということを考えるとこちらも見劣りします。

いわゆる「パートナーカード」と呼ばれるクレジットカードになります。

この点については「2種類のANAのクレジットカード。ANAカードとANAパートナーカードの違いは?」で詳しく説明しているのでこちらもご一読ください。

ANAのマイルを貯めたいと言ったような目的がある方なら素直にANAカードやソラチカカードを持つ方がお得だと思います。

 

通常のJCBカードとの比較

JCB ORIGINAL SERIES内におけるJCBカードと比較すると基本的なサービス内容は同様ですが、JCBカード/プラスANAマイレージクラブに関しては通常の年会費とは別に「サービス付帯年会費」という会費が300円発生します。

その分だけ、年間の負担コストが増加するということになります。

 

以上、JCBが「JCBカード プラスANAマイレージクラブ」を発表ANA・JCBカードとの違いについて説明しました。

最近の「楽天ANAマイレージクラブカード」についても同じですが、なぜこうしたカードを発行する必要があるのか理解に苦しみます。わざわざ作る価値が無いカードをわざわざ発行する意味って何なんでしょうかね。

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クレジットカードが趣味です。色々なカードを作ってみたり活用方法を考えたりするのが好きです。ホームページ形式よりも一つのテーマを掘り下げることができるブログ形式に最近変更しました。