エポスカード、2024年10月から利用代金明細書の郵送手数料を引き上げ—Web明細の利用で節約と安心を

エポスカードは2024年10月より、郵送による利用代金明細書の発行手数料を165円（税込）に引き上げると発表しました。これは2023年10月に改定された132円（税込）からのさらなる値上げです。この変更により、利用者は郵送費用の増加に直面しますが、エポスカードはWeb明細サービスの利用を強く推奨しています。Web明細を利用することで、手数料を節約できるだけでなく、24時間いつでも明細を確認できるため、セキュリティ面でも安心です。

エポスカード郵送明細の手数料引き上げの背景

2024年10月からの手数料引き上げは、多くのカード会社が取り組んでいる紙媒体からのデジタル移行の一環です。郵送コストや環境負荷を削減するため、エポスカードはWeb明細の利用を促進しています。しかし、この変更は利用者にとって経済的な負担となる可能性があるため、特に高齢者やデジタルに不慣れな方々には不便に感じられるかもしれません。

Web明細の利便性とセキュリティ対策

Web明細を利用することで、手数料を節約できるだけでなく、利用明細をオンラインでいつでも確認できるという利点があります。これにより、不正利用の早期発見やクレジットカードの利用状況の管理が容易になります。ただし、「いちいち利用明細を見ない人」にとっては、不正利用が発生しても気づかないリスクが存在します。

参考：クレジットカード利用明細を必ずチェックするべき3つの理由

参考：クレジットカードの明細書をWEB明細にするデメリットとリスク

利用明細の定期的な確認の重要性

Web明細は非常に便利ですが、利用者が定期的に明細を確認しない場合、不正利用の発見が遅れるリスクがあります。これを防ぐために、以下のような対策を検討すると良いでしょう：

利用明細の自動通知設定: エポスカードでは、利用明細が更新された際にメールやSMSで通知を受け取ることが可能です。これを設定することで、明細の確認を忘れる心配が減ります。
定期的な明細確認の習慣化: 月に一度、利用明細を確認する習慣をつけることが重要です。不正利用は早期に発見することで被害を最小限に抑えることができます。
不審な取引があった場合の対応: 万が一、不審な取引が見つかった場合は、すぐにエポスカードのカスタマーサポートに連絡し、調査と対応を依頼しましょう。