
2016年2月より、ANAマイレージクラブカード(AMC)の機能を搭載した楽天カード(楽天ANAマイレージクラブカード)が登場しました。ちなみに、こちら私も最初間違っていたのですが、ANAカードではなく、ANAマイレージ機能付きの提携クレジットカード(パートナーカード)となります。
ANAカードではないのでフライトマイルのボーナスや入会・継続ボーナスに関するマイルはありませんのでご注意ください。
年会費は無料。なお、年に1度の利用もない場合500円(税別・初年度無料)がかかります。
気になるポイント、マイル交換はどうなる?
楽天ANAマイレージカードはカードの利用100円あたり1ポイントの楽天スーパーポイントか200円あたり1マイル(ANAマイレージ)のどちらかを選択することができるようになっています。
ちなみにこの数字って、今の楽天スーパーポイントをANAマイレージ(マイル)に降雨関する比率と変わりありません…。
(いまでも楽天ポイント200ポイントをANA100マイルに交換できる)
このあたりはもう少し頑張ってほしかったところです。せめて0.6%くらいの還元率になっていたら評価も随分変わったように思うんですけどね。
他のANAカードのように搭乗ボーナスや更新ボーナスマイルなどはなさそうです。
ちなみに、これは前述の通り、ANAカード(ANAのクレジットカード)ではなく、ANAマイレージクラブ会員機能を搭載しただけの楽天カードという位置づけになるからです。
詳しくは「 2種類のANAのクレジットカード。ANAカードとANAパートナーカードの違いは?」で記事にしましたのでこちらもご参照ください。
通常の楽天カードから切り替える価値はあるのか?
すでに楽天カードを持っている方は、楽天ANAマイレージクラブカードに切り替える時に1080円(税込)の手数料が発生します。
単純にANAマイレージクラブカードの機能がプラスされるだけですから、欲しいならANAで申し込みをすれば無料で手に入れることができます。普通の楽天カードから楽天ANAマイレージクラブカードに切り替えたからといってマイルが貯まりやすくなるとかいったプラス面はありませんので切り替える価値は無いんじゃないかと思います。
むしろ、永久年会費無料の楽天カードが楽天ANAマイレージクラブカードに切り替えると年に1度以上使わないと500円の会費がかかるようになる分、デメリットしかないと思います。
よって個人的には微妙な評価です。
ちなみに、2016年の2月現在でANAマイルを貯めるということでしたら「ANAマイルを貯めるクレジットカードとしてはソラチカカードが断然優れている3つの理由」でも記事にしていますが、ソラチカカードが最高に効率的なカードとなっています。
以上、楽天ANAマイレージカードが登場。楽天カードのANAカードという記事でした。