
イオンカード、イオンカードセレクトを利用しているユーザーに対してインビテーション(招待)のみで案内されるイオンゴールドカードのカード特典が一部変更になります。
改善される内容と改悪される部分がありますが、他にゴールドカードを持っている人にと言っては改悪、そうでない人にとっては改善といえる内容だと思います。
改定日は2019年4月1日からとなります。
イオンゴールドカードとは?
イオンカード、またはイオンカードセレクト(イオン銀行キャッシュカード一体型イオンカード)をお持ちの方で、一定の利用実績がある方に対して招待されるのがイオンゴールドカードです。
ゴールドカードとなりますが、年会費は無料です。
空港ラウンジが1か所→5か所に増加
一般的にゴールドカードで使える空港内のゴールドカードラウンジは国内主要空港は大抵対応しておりますが、イオンゴールドカードは「羽田空港国内線ターミナル内」のみが対象でした。
これが、2019年4月以降は以下の空港で利用できるようになります。
- 羽田空港
- 成田国際空港
- 伊丹空港
- 新千歳空港
- 福岡空港
の計5か所です。関西国際空港や中部国際空港(セントレア)が無いのは残念な気がしますが、利用者の多い空港でラウンジが利用できるようになりました。
海外旅行傷害保険が強化も自動付帯から利用付帯へ
続いては改善と改悪が入り乱れております。
まず海外旅行傷害保険の内容がグレードアップいたします。
- 死亡・後遺障害:3000万円→5000万円
- 傷害治療:200万円→300万円
- 疾病治療:100万円→300万円
- 携行品損害:30万円
- 個人賠償責任:3000万円
- 救援者費用:100万円→200万円
補償内容(保険金額)が改善されましたね!その一方で、これまでは自動付帯だった旅行傷害保険が利用付帯に変わります。
利用付帯になったため、海外旅行代金の一部をイオンゴールドカードで支払わないと上記保険は適用されなくなります。
すでにゴールドカードを持っていた人には改悪?
イオンゴールドカードは年会費無料のハイスペックなゴールドカードであることに変わりありません。
今回の改定は、すでに他社のゴールドカードを持っていて空港ラウンジはそもそもどこでも使えたという人にとっては海外旅行傷害保険の適用条件が「利用付帯」に変わったことによるマイナス分の方が大きいかもしれません。
一方でゴールドカードはイオンゴールドカードだけという方は空港ラウンジの利用可能空港が拡充されるといった点は大きいので、全体的にはプラスといえそうです。
イオンゴールドカードは冒頭にも書いた通り、イオンカードまたはイオンカードセレクトを使って利用実績(クレヒス)を積んで取得するカードとなっています。
欲しい方は、早めに作ってイオンでお買い物しましょう。イオン銀行の利用実績も見ているといわれているので預金も一杯しましょう(笑)