ANAのロゴが入ったクレジットカードには大きく「ANAカード」と呼ばれるANAがカード会社と提携して発行したクレジットカードと、「ANAパートナーカード」と呼ばれるANAマイレージクラブ(AMC)機能付きの提携クレジットカードの2種類があります。それぞれで特徴が大きく違うのでカードを作る際は間違えないようにしてくださいね。
今回はANAカードとANAパートナーカードの違いを説明していきます。
ANAカードとは?
ANAカードとはANAが事業主としてクレジットカード会社(JCBや三井住友カード、アメリカンエキスプレスなど)と協力して発行しているクレジットカードです。
ANAが事業主として発行しているカードなので、AMC機能(会員カード機能)以外にも様々な特典が付与されています。
・ANA便への搭乗に対するマイルボーナス
・ANAが実施しているキャンペーンへの参加権利
・ANAが指定する店舗でカード払いするとボーナスマイルがもらえる
・カードへの入会・継続ボーナスの設定
といった具合です。また、クレジットカードを使って貯めたポイントについても同社のマイレージプログラム(ポイントプログラム)へのマイル(ポイント)に有利なレートで交換できるように設定されているのも特徴と言えます。
代表的なANAカード
・ANA JCBカード各種
・ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)
・ANA VISAカード各種
・ANAアメリカンエキスプレスカード各種
・ANAダイナースクラブカード各種
などがANAカードにあたります。
ANAパートナーカードとは?
様々なカード会社が発行するクレジットカードにAMC(ANA Mileage Club)の会員機能を搭載したカードとなります。
機能としては、クレジットカードにANAマイレージクラブカード(会員証)の機能が埋め込まれたものになります。ANA会員証として航空券の代わりにできる機能(Skip)などは搭載されていますが、上記で紹介したANAカード(クレジットカード)の特典はありません。
あくまでも、AMCに入会する時に無料でもらえるANAマイレージクラブカードと同じ扱いになります。
代表的なANAパートナーカード
・楽天ANAマイレージクラブカード
・【JCB ORIGINAL SERIES】JCBカード/プラスANAマイレージクラブ
・みずほマイレージクラブカード/ANA
・PiPuCa ANAマイレージクラブカード
・JQ SUGOCA ANA
・ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード
・JRタワースクエアカード ANA Kitaca
以上、2種類のANAのクレジットカード。ANAカードとANAパートナーカードの違いについて説明しました。2016年には、「楽天ANAマイレージクラブカード」と「JCBカード/プラスANAマイレージクラブ」が登場したことで、ANAカードとANAパートナーカードの違いがなんかわかりにくくなりましたので記事にしてみました。