ビジネスカード・法人カード

アメックスゴールドのビジネスカードと個人カードの違い

amex-biz-goldアメリカンエキスプレスのゴールドカードである「アメックス・ビジネスゴールドカード」と「アメックス・ゴールドカード」前者が法人や個人事業主などの事業者向けカード、後者が個人用途のクレジットカードとなります。

それぞれカードフェイス(券面)も名前も似ているのですが、両者で提供されているサービス内容は実は大きく違っています。ネットなどで「アメックスゴールドでこんな特典がある」などと書かれていてもそれが個人向けかビジネス向けなのかで、特典が違うケースもあるのでご注意ください。

今回はそんなアメリカンエキスプレス・ゴールドカードとビジネスゴールドカードの違いを検証していきます。

年会費は個人向けが高い

個人用:29,000円+税
ビジネス用:26,000円+税

ただし、個人用は家族カードを1枚年会費無料で発行できます。ビジネスカードの方が1枚追加から有料で1枚当たり12,000円+税です。

 

個人カードにあってビジネスカードにないサービス

以下は個人用の「アメリカンエキスプレス・ゴールドカード」にはあって、ビジネスゴールドにはないサービスです。

 

・プライオリティパス(スタンダード)に登録可能
プライオリティパスとは、海外の空港ラウンジを利用できる会員制サービス。アメックスゴールドの会員は通常年会費99米ドルが無料です。ただし、アメックスゴールドで無料になるのは「スタンダード会員」。都度27ドル必要です。

一般的にプラチナカードなどで加入できるプライオリティパスはプレステージ会員(399米ドル)と呼ばれる、都度利用料が無料なタイプなので、そんなに大きな特典とは感じません。プライオリティパスについては「プライオリティパスとは何か?」もご覧下さい。

なお、プライオリティパス目当てなら「楽天プレミアムカード(年会費1万円)」でプレステージ会員になれますのでこっちのほうがいいですね。

 

・ゴールド・ダイニング by 招待日和
これは結構いいです。約200店舗で利用することができるレストラン予約サービス。所定のコースを2名以上で利用すれば1名分がタダになるというもの。3人以上の利用でも1名分なので、ベストは2人で利用することですね。
コース料金が半額ということになります。こちらもプラチナカード以上のクレジットカードには結構付帯していますね。

 

・一休.comで毎月先着100名様に3000円割引
高級ホテルなどの予約サイトの一休.comで毎月先着100名が3000円割引になります。一休.com掲載ホテルは料金も高いところが大きいですが、比較的低価格のホテルもあるので3000円割引は結構うれしいです。

 

・アメリカンエキスプレス・ゴールドカードの会報誌「IMPRESSION GOLD」
アメックスのゴールド会員向けの会報誌である「IMPRESSION GOLD」は個人カード限定のサービスとなります(要申込・無料)。

 

・手荷物宅配サービス
個人カードは往復が無料。ビジネスゴールドカードは片道だけ無料と個人用の方が魅力的になっています。

 

ビジネスカードにあって個人カードにないサービス

続きましてビジネスゴールドカードにはあるけど、個人用のゴールドカードにはないサービスをまとめていきます。

 

・四半期管理レポート
四半期ごとにカードの利用状況をまとめてくれるサービスです。小さな会社にはあまり必要ないと思いますが、大勢の社員にコーポレーとカードを持たせて経費管理させているという場合はありがたいサービスとなるかもしれません。

 

・クラブオフのVIP会員になれる
クラブオフは会員制の割引サービスを提供しています。アメリカンエキスプレス・ビジネスゴールドカード会員は無料でこのクラブオフのVIP会員になれます。レジャー・旅行以外にも家事代行などの生活に密着したサービスも割引価格で利用できることがあるのでちょっとうれしいかもしれません。

ちなみに、VIP会員は毎月500円分のポイントが貰えます(年6000円相当)。ただし、1万円分ためないと換金できないので、4000円分は自力で貯める必要があります。

 

・国内線の空港ラウンジの利用が同伴者1名まで無料
個人用のカードは1名(本人)のみですが、ビジネスゴールドカードは同伴者も1名まで行けます。

 

少し雑かもしれませんが、比較するとこんな感じになります。

あくまでもビジネス用の利用をするならビジネスカード、個人の用途で利用するなら個人カードが基本になるわけですが、意外と違いがありますのでまとめておきました。

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cardblogger
クレジットカードが趣味です。色々なカードを作ってみたり活用方法を考えたりするのが好きです。ホームページ形式よりも一つのテーマを掘り下げることができるブログ形式に最近変更しました。