最近のクレジットカードの増えているのは「年会費無料」ではなく「年会費実質無料」というカードです。実質無料というのは、年1回以上の利用で年会費が無料になるといったように、簡単な条件さえ満たせば年会費が無料になるというクレジットカードです。
申込のハードルは低いですが、将来的に休眠カードになってしまい、忘れたころに年会費が発生!なんてことになるかもしれません。
完全な無料ではない点に注意
年会費が実質無料のクレジットカードは実質無料であって完全無料ではありません。
年会費を無料にするには色々な条件をクリアする必要があります。その条件はカードによって様々ですが、下記のようなものが一般的です。
- 年1回以上の利用で年会費無料
- 学生年会費無料
- 年○万円以上の利用で年会費無料
- リボ払い(自動リボ)の登録で年会費無料
(1)のケースはまだ簡単なのでいいです。ただ、(2)と(3)と(4)のケースはご注意ください。
在学中無料のカードは、卒業後は年会費がかかる
クレジットカードには在学中無料というものが多いです。中には学生専用カードが用意されているところもあります。こうしたカードは裏を返せば、卒業後には年会費がかかるということです。
年間の利用額によって年会費が無料になるカード
年○万円というのはいくらかにもよりますが、中には年5万円、年10万円、年50万円といったようにハードルにかなり差があります。こうした条件は本当に自分が満たせるかどうかをしっかりと事前に考えておいてください。
リボ払い・自動リボが条件のカードはリボ払いしないようにご注意
また、(3)のリボ払い(自動リボ)もご注意ください。「三井住友VISAカードを年会費無料にするマイペイすリボの活用方法」のように自動リボを利用すれば年会費が無料になる特典を付けているカードも多いです。この時のコツは「自動リボでもリボ払いをしないで済むように事実上の一括払いとする」ということです。
ただし、普通にリボ払いをすると年間15%とかいうかなりの高金利の利息を支払う羽目になります。
以上、年会費実質無料のクレジットカードの注意点、デメリットでした。お気を付けください。