
電子マネーのnanacoは2019年7月より、100円(税別)当たり1ポイントのポイント還元を200円(税別)あたり1ポイントの還元に変更するということです。従来の約1%還元から0.5%還元への改悪です。
一方でセブンマイルプログラムの開始や7pay(セブンペイ)の開始などで合計の還元率は変わらないようにする予定だそうですが、セブンマイルプログラムの対象店舗は限られていることから、実質的には改悪となります。
あまりにも複雑になるとなぁ……という感想
- nanaco
- セブンマイルプログラム
- 7pay
- セブンカード・プラス
といったようにアプリや決済手段が広がるのは、個人的には面倒。そもそもnanacoは利用可能な経済圏(お店)が限られているのに、こうしてさらに面倒にするのはいかがなものかと思います。
それなら普通に還元率1%超のクレジットカードでお買い物するほうが楽なんじゃないのって思ってしまいます。
7pay(セブンペイ)普及のためで、同決済がスタートすると還元率高めのキャンペーンとかするんでしょうが、悪手な気がするなぁ。
nanacoは公共料金等の決済専用ツールに?
ただ、nanacoは現金同様の扱いということもあって、公共料金の支払いとかで活用しており、こちらは継続して利用可能なことには変わりありません。
公共料金や税金を支払う際などに、nanacoにクレジットカードで残高をチャージしてnanaco払いをすればクレジットカードのポイントを間接的に取得可能なのは依然として大きなメリットがあります。
そんなわけで、nanacoの出番は今後は公共料金決済に絞った使い方になりそう……。

↑nanacoに直接クレジットチャージが可能でポイントが貯まるカードの紹介。

↑オンラインでPOSAカードが購入できるKiigoを利用すれば月間5万円まではVISA、MasterCardブランドのクレカ(ブランドプリペイド含む)でnanacoチャージが可能です。
ポイント還元率の悪化は残念ですが、うまくnanacoを使っていきましょう。